イクメン育休ライフ

男性が育休を取ることのメリットや制度についての紹介、育休中の育児記録

男が育休取るっておかしいの?

こんにちは、またよしです。

 

最近はノロウイルスも流行ってきて、感染もしやすくなっているそうでかなり心配なので人混みは細心の注意を払っていきたいところですね。

 

今回は、最近テレビを見ていたら、とある女性芸能人が、イクメンに対して物申していたのでそれに対して、持論をお話ししたいと思います。

その女性芸能人は、イクメンなんてもってのほか、男は仕事、女は育児に励みなさいと、ざっくり言うとこんな感じのことをお話ししていました。

 

お年を召した方だったため、昔のやり方が正しい!と言う点を強調されていたように感じます。

 

果たしてそうでしょうか。

 

私は違うと考えてます。違うと思うから育休を取ったのです。

 

なぜ違うか、それをお話ししたいと思います。

 

そもそも、育休に限らず、少し話は飛びますが、日本の制度や、男性、女性の仕事の不平等さと言うものは、古くからあります。それは、ずーっと昔、昭和や大正、明治や江戸時代よりももっと古くから、続いてきたものです。

 

この制度の設定や、男女の差別感は何かと言うと、、、

 

”弱肉強食”

 

これが一番の原因だと思います。

 

弱い立場のものは強いものに勝てないので、強いものの言いなりとなってしまいます。その歴史は、人間が野生動物から進化して、人間として知性を得てからも、ずっと続いてきています。

 

時代は変わりますが、明治時代、江戸時代の鎖国が終わり、海外の知識が日本に流れ込んできた時期に、日本にも議会や、選挙などを設定する運びとなることは歴史の中で語られています。

 

ところが!

 

その制度は、権力的に強いものたちが決めてきたこともあり、最初のうちは、税金を納めている一部のものしか、選挙権などは無い状態でした。これは女性に限らず、男性も一部の人間だけの権利でありました。

 

そこから、力の弱いものたちが力を合わせて、男性は年齢制限のみとする、女性も選挙権を得られる、といった制度を改革してきたわけです。

  

昔を振り返っても、強いものたち(ここで言うと男性です)が作った制度や、男性と女性のあり方を、現代の人は何の不思議も感じずに過ごしてきています。これは根強い感覚のレベルの話なので、すぐに直そうと思ってもかなり違和感のあるものになると思います。

 

 

なので、とある女性芸能人が言った、男は仕事、女は育児(家で家事)みたいな、女性自身が、弱さを認めるような発言をしてしまうのでは無いかと考えます。

 

これでは、現代の世の中は男女平等だ!と言っておきながら、女性側から、私は不平等でも構わないわ。と言ってるのと変わりはありません。

 

これではいけないと私は思います。

 

その昔、女性が選挙権を得たように、当たり前だと思っていたことを変えていかないと何も変わりません。女性だけが家で育児をしていればいいということを当たり前だと言っている人(特に年配の人)たちの意見ではなく、自分たちが変えていかないといけません。

  

そのためには、男性も積極的に育児に参加して、仕事をしている奥さんであれば、職場への復帰のフォローもしてあげる。

 

そうしないと、その昔、強い人たちが決めた制度や男女の不平等な意見を変えていくことができません。昔は”弱肉強食”であったかもしれませんが、日本は今や先進国と呼ばれるようになり、欧州やアメリカなどと言った経済大国と同等の立場に立っています。

 

弱い立場のものも、制度や考え方を変えていけるくらい土台はできているはずです。

 

大げさではありますが、女性だけ、ではなく男性も育児に参加することは、日本の男女の意識を変えていくための第一歩であると考えます。

 

というわけで、とある女性芸能人の意見に、反論をしてみる次第でした。

 

それでは。

 

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